2011年05月10日
驚きの穴場!江の川 Part3
5/3、7:00頃カヌー公園を出発、今日の上陸予定地の岩見松原へ車で向かう。
8:03岩見松原発のJR三江線に飛び乗り、宇津井で降りて、昨日からの続きをやろうという魂胆だ。
9:00、田んぼの間を横切って、カヌーに乗り込み宇津井の河原を出発する。
宇津井の橋の下からは見えないが、この下に瀬がある。
これが「猿候岩の瀬」だ。
1m以上ある水柱が立っていて、2級くらいはありそうだ。
ここも、大量の水をかぶりながら、無事クリアする。
続いて「角谷の瀬」、「音無の瀬」、「雨瀬」をクリアして、岩見都賀の「荷越瀬」へ向かう。
今日も天気がよく、快適に瀬を下ってきているので気持ちがいい。
「荷越瀬」は、右は岩が多く、左はあまり流れが強くないように見える。
先行するH氏が右のルートは岩が多すぎるので左のルートにするという。自分もそれに続く。
すると、左のルートを行くH氏が突然目の前から消えてしまったのだ。
危険を感じ、岩の切れ目から右のルートに逃げようとしたが、強い水の流れに抗す切れず、突入!
な、な、なんと!1.5mくらいの落差のあるえん堤だったのだ!
当然、水底に向かう水流が強いのでカヌーは、垂直に突き刺さり、撃沈!二人もろとも洗濯機のなかの洗濯物のようにぐるぐる何度も回されたのだ。
H氏は、いち早くえん堤下の岸に上がったようだが、自分はH氏の艇に掴まったため、尾てい骨を岩に何度も打ち付けられながら、一緒に200m~300mくらい下流に流されてやっと岸にたどり着いた。
しばらく、えん堤下で垂直につきたってぐるぐる回っていた我が愛艇が流れてきたのでよく見ると、無残にも上部の船体布は真っ二つに引き裂かれ、内部のアルミフレームは至る所が折れ曲がり、修復不能の有様であった。
H氏の艇は、さすが頑丈さには定評のある、カナダのF社製なので2本のアルミ角フレームが少しだけ曲がっただけで、軽微な修理で済みそうだった。
というわけで、目的地にはたどり着けずに終了。
しかしながら、今までに無いくらい、瀬を楽しめたのは間違いないし、懲りずにまたここに戻ってこようと思った。
今回の教訓、「初めてのところは、まずスカウティングせよ!」、「安易に楽なルートを選ぶと、地獄に落ちる!」
THE END
Posted by 娯櫓助 at 22:02│Comments(0)
│カヌー(カヤック)
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